産地紹介
production area 産地紹介
西牟田保正製茶のお茶づくりの原点は、南国・鹿児島県の南端に広がる「頴娃町」にあります。
温暖な気候、火山灰が生んだ肥沃な大地、そして四季の移ろい。
この地だからこそ育まれる“味わい”がある。そんな想いとともに、今日も茶畑に向き合っています。
お茶とともに生きる町・頴娃町とは?
頴娃町は、鹿児島県南九州市の西部に位置し、南は東シナ海に面し、北には“薩摩富士”とも称される開聞岳がそびえる、自然豊かな町です。
農業が盛んで、なかでもお茶の栽培はこの地域の基幹産業のひとつ。町を走る道路の両脇には、見渡す限りの茶畑が広がっています。
全国有数の茶産地として知られる南九州市ですが、なかでも頴娃町は高品質なお茶の生産地として名高く、2023年のデータでは、南九州市は茶葉収穫量日本一(全国シェアの約3割)。
茶畑の総面積は東京ドーム何十個分にもおよび、朝夕の霧に包まれながら、やわらかな新芽が育まれていきます。
茶づくりに適した自然条件
温暖な気候と豊富な日照
年間を通じて温暖(平均気温18℃前後)で、日照時間も長いため、茶葉の光合成が活発になり、旨みと甘みがしっかりと育まれます。
シラス台地の水はけの良さ
火山の噴火で堆積したシラス土壌は、水はけが良く、根の張りが良好。余分な水分が根腐れを防ぎ、力強く健康な茶樹に育ちます。
朝夕の寒暖差
霧が発生しやすく、昼夜の寒暖差が大きいため、香り高くコクのある茶葉に仕上がります。

開聞岳を望む風景とともに
茶畑の向こうには、どこまでも続く空と、雄大な開聞岳。
季節によって変わる空の色、風の匂い、鳥の声…。
頴娃町の茶畑は、まるで風景の一部として呼吸しているかのようです。
朝靄に包まれた新芽に触れると、「今日もいいお茶ができる」と実感できる。
そんな自然との対話の積み重ねが、私たちの茶づくりです。
茶畑はただの生産現場ではなく、自然との共生の象徴でもあります。
その風景そのものが、私たちにとっての宝物です。
土地が生む、香味の“違い”
茶同じ品種でも、育つ環境によって香りや味は大きく変わります。
頴娃町のお茶には、以下のような特徴があります。
- - 香り立ちが良く
- - コクがありながら渋みが少なく
- - 飲み口はやわらかく、後味がすっきりしている
そのため、初めて日本茶を飲む方にも好まれやすい、親しみやすい味とも言えます。
特に“ゆたかみどり”などは、頴娃町の代表的な品種として全国的にも高く評価されています。
地域とともに育む茶文化
私たちのお茶づくりは、地域の方々の支えと共にあります。
茶摘みや製茶の現場には、地域の人々の技と知恵、誇りが息づいています。
また、学校では茶業体験が行われ、子どもたちが自らお茶を摘み、淹れる文化も根付いています。
この土地に根差し、代々受け継いできた茶業の営み。
地域とともに、未来へ受け継いでいくことも、私たちの使命です。
ぜひ、頴娃町へお越しください
美しい茶畑の風景とともに、地元の人々のあたたかさや、ゆったりとした時間の流れをきっと味わっていただけるはずです。
頴娃町を訪れた方からは、「この景色で飲むお茶は格別」「空気までお茶の香りがする」と嬉しい声も。
風土と味わいがつながる場所。それが、ここ頴娃町です。
私たちはこの地で、これまでも、これからも変わらずに「まじめに、おいしいお茶」を育てていきます。
頴娃町の風土とともに歩む茶づくりを、どうぞ一度ご体感ください。

